先日、通勤地獄の話をしたが、今回もまた取り上げたいと思う。
私は、毎日出勤のため通勤地獄を味わっているが、いつも乗る電車に
ある一人の老人も乗ってくる。
年齢は70歳前後だろうか。
私服ではあるが、かばんも持っているし、毎日同じ時間の電車に乗っているので
おそらく通勤であると思う。
本来であれば、定年を迎えている年齢ではあると思うが、その老人はまだ
働いていると思う。
その老人は、いつも電車に乗り込むとすぐさま空いている席を探し、空いている席を
見つけると全速力でその席に向かう。
何とか座ることができたとき、その顔は安堵で包まれている。
しかし、席が空いていないときや、ダッシュが間に合わず座れなかったときは
すごくつらそうな顔に変わる。
そして、目的地まで人々の圧迫にさらされながら、苦悶の表情で耐えている。
どこかの記事で読んだのであるが、通勤地獄で人が感じるストレスは、先頭の最前線で戦闘機のパイロットが感じるストレス以上らしい(;゚Д゚)
その顔を見て、私は気の毒に思う。
こんな高齢になっても、通勤地獄という苦痛にさらされる環境に身を置かなければ
ならないことは、本当に気の毒だ。
想像ではあるが、お金のために働かざる得ないのであろうと思う。
さすがにお金があれば、このような高齢で、このような苦痛を選ぶことはないで
あろう。
私は、自分が高齢になったときに、通勤地獄を味わうのは御免だ。
高齢になっても仕事をしたいと思うが、つらい思いをしながら仕事のために
通勤地獄を受け入れるのは嫌だ。
お金がないゆえに、自由な生き方ができないことの事例だと思う。
人はそれぞれ考えがあるから、一概には言えないが、私は嫌だ。
やはり、自由な生き方を手に入れるにはお金は欠かせない。
通勤地獄が嫌な人たちは、自由な生き方を模索してほしい。
そのためにはお金が必要だ。
しっかり稼いで、節約して、それを投資などに活用してお金を増やそう。
そして自由な生き方を手に入れよう