【自分の力で稼いでみよう】
私はつい最近まで、自分でお金を稼ぐということをしてこなかった。
学生時代はバイトをして、バイト先からバイト代をもらっていた。
会社員では20数年間、勤めている会社から給料をもらっている。
ギャンブルは、稼いでいるようにも見えることもあるが、負けることが多いので、今回はこの話から除外しておく。
このように振り返ってみると、私はお金を得るということに関しては、常に受け身であったように思える。
自分の時間を切り売りし、バイト先や会社からお金を与えられていたのだ。
要するに、私はお金を他者からもらうしかなく、身体的・精神的に他者から支配されていたのである。
なんと不自由な生き方だろう。
会社の仕事が楽しく、やりがいがあればよいが、そうでないならとても辛いことであろう。
私はつい最近まで、その問題点に気が付いていなかったのだ。
しかし、成功者の体験談を聞くことで、その不幸な事実に気が付くことができ、その不幸から抜け出すために動き出すことができた。
世の中には、自分で稼ぐには様々な方法があるが、私は物販をやってみることにした。
家の中を整理したりして、不要なものをネットで販売することを始めてみた。
最初は信頼できる人に色々手ほどきをしてもらい、実際にやりながらその方法を覚えていった。
その中で、モノを販売するにはいろいろ工夫が必要なことを知った。
商品の画像の取り方、商品の説明文章の内容、価格設定、競合品の調査など様々だ。
注文後も、自分の評価を下げないために梱包を気を付けるなど、考えることはたくさんある。
考えようによっては、邪魔くさいと感じる人がいるとは思うが、私はそれを考えるのはすごく楽しかった。
何を売るか、そのコマーシャルをどうするか、価格設定をいくらにするかなど、全ては自分で決定できるのだ。
会社なら、何をするにしても、上司の許可が必要になる。
場合によっては、理解不能な理由により却下される。
自分の頑張りが、そのまま売上に繋がるのだ。
微々たる金額だが、他社から与えられるのではなく、自分で色々考えた結果によりお金を得たという事実は、私に自信を与えてくれた。
これが、自分で稼ぐという感覚なのかと感動をした。
物販は引き続き頑張っていきたいと思うが、私の一番の目的は、国家資格を活かし開業することなので、そこに向けて進んできたいと思っている。
おそらく、開業をし、自分の判断と責任で行う仕事により得たお金は格別なものであろう。
私は、もっと自分で稼ぐことの素晴らしさを実感したい。
そして、皆さんにもこの感覚を味わってほしい!!