キリマンジャロの自由な生き方

自分なりの自由な生き方を手に入れよう

目指せ行政書士開業2

新入社員として

 

私は関西出身でしたが、現在の会社は全国展開しており、最初の勤務地は中部地方でした。住むことも初めての土地なので、周りには知っている人は一人もいない状況でした。それでも、大学時代も実家を出て地方で一人暮らしをしていたので、特に心配は心配しておりませんでした。

入社してしばらく研修を受けてから、営業事務として現場に配属されました。振り返ると、かなり仕事はきつかったと思います。鳴り止まない電話対応をし、顧客からかなり罵倒されながら必死に業務をこなしていきました。今と違い、OJTの考え方が浸透していないかったので、私は先輩たちが仕事をしているのを見ながら仕事を覚えていきました。

しっかりOJTをしてくれば、もっと効率的に仕事を習得して、会社の業績にも貢献できたと思います。当初この国では、仕事は教えてもらうものではなく、見て覚えるものだという価値観が大半の会社ではあったみたいです。どう考えても無駄な理論で、この価値観が、日本という国を落ちぶれさせた一つの原因だと思っています。

しかし当時の私は、そのように仕事を教えてくれない先輩たちを憧れの眼差しで見ていました。私もいつか先輩たちのように仕事をこなして、会社に貢献したいと。。。

この時私は疑問に思うわけでもなく、純粋な気持ちで毎日仕事に取り組んでいたのでした。

 

つづく