キリマンジャロの自由な生き方

自分なりの自由な生き方を手に入れよう

目指せ行政書士開業4

「5年目~10年目」

退社を取り下げてから、私は気持ちを入れ替えて仕事に取り組みました。嫌な上司も去り、尊敬できる先輩も現れたことで、仕事に対するモチベーションが高まっていたと思います。会社で仕事をするには、会社のために頑張らなければいけないものであると心の底から思っていました。でもよく考えれば、ここまで仕事のモチベーションを上げられたのは、おそらく会社に対する忠誠心ではなく、周りの人たちとの関係が良好であったことであると思います。

何かの記事で読みましたが、会社を辞める原因は仕事内容が嫌というわけではなく、人間関係が圧倒的に多いということみたいです。私も、仕事内容がどうかというより、人間関係によってモチベーションを保てていたのだと思います。。でも、今はそれはどうなのかと疑問に感じております。やはり仕事をするうえで、その内容に拘るのは大事ではないかと思います。人生の大半の時間を仕事に費やすなら、その仕事の時間は充実されるものであると思います。人間関係だけではなく、仕事内容にも満足を覚えることで、私たちは仕事に満足していると思えるのではないでしょうか。

私は数年間、仕事の内容について深く考えることもなく、人間関係が良好というだけという中途半端気持ちで数年間仕事を続けていました。

そして、入社から10年程度で初めての異動になりました。次の勤務先は関西で、職種は今まで通り営業でした。すでに所帯も持っていましたが、家族全員で地元の関西に戻ってきました。その時の気持ちは不安に包まれていました。初めての異動でもあるし、気心しれた仲間たちと離れて仕事をするイメージが全く湧かなかった思い出があります。ここで私は一度人間関係をリセットし、新たな状態で仕事に向き合うという試練を与えられたのでした。

 

つづく