なぜお金が大事か
★お金は命より大事か?★
「金は命よりも重い」という、某人気漫画のセリフがあるが、皆さんはどのように考えますか??
当然、私は命に勝るものはないと思うが、そのような名言が出るほど、お金は大事なものだと思う。
よく言われる話で、お金がないと選択肢が減るということがある。
例えば、都内の有名私立大学に進学したくても、家にお金がないという理由で、地方の国立大学に入学をする人もいる。
学力は十分にもかかわらず、お金がないという理由で有名私立大学を断念するのは、選択肢が一つ減ったことになる。
逆に、お金があると選択肢が増えることになる。
例えば、お金がたくさんあれば、落ち着いたところでお寿司を食べたいと思ったときに、高級店に行けばいいが、お金がなければその選択肢は選べない。
くるくる回る寿司屋で我慢するしかない。
しかし、選択肢が増えることよりも大きなメリットがお金にはある。
それは、お金で「時間」を買えることだ。
時間は、人生で一番大事なものだと思う。
どんなに健康に気を付けていても、または世界最高の医療を受けることができたとしても、人の命には限りがある。
また、一日24時間は、全ての世界中の人にとって平等である。
その貴重な時間をお金では買えるのである。
例えば、通勤をする、普通のサラリーマンと社長を比べてみよう。
普通のサラリーマンは満員電車に揺られ、周りの乗客に潰されながら、目的地に向かう。
当然、その移動中は何もできない。ただただ我慢をするだけであり、その時間は死んでいる。
一方、社長は特急のグリーン車で目的地へ向かっている。
社長は広々としたグリーン席で、目的地に向かい、その間パソコンで仕事をしており、その時間は有益である。
グリーン車の価格は高いが、その代わりに、その移動時間で他の何かができるのである。
悲しかな、これが現実である。
お金がない人は、様々な場面で選択肢がなく、無駄に時間を消耗することになる。
最近、ディズニーランドでお金を払えば、アトラクションに並ばなくてよいというサービスを見たが、正にお金で時間を買うということだろう。
私は、会社員であるが、その貴重な時間を会社に捧げることで、家族が生きていけるお金を得ている。
しかし、寝る時間を除いて、人生の半分を生きるために、残りの半分の時間を仕事に捧げているのだ。
しかも、会社員であれば、一緒に働く人は選べないし、仕事内容も好きに決めることはできない。
それなのに、人生の半分も捧げているのだ。
これでいいのだろうか?
もし、自分に実力があれば、自ら選んだ事業をおこなうことで多くのお金を得て、そのお金で多くの選択肢から好きなことを選び、お金で得た時間で楽しいことができていると思う。
お金が重要なことは、ご理解いただけただろう。
皆さんも、お金を軽くみないで、また大事にすることで、たくさん蓄えよう。
そのお金で、素敵な人生が実現できるであろう。